菅生一座公演
2006-07-15UP


6月25日、午後1時より多西小学校体育館において、あきる野市菅生地区の住民総出演で郷土芸能の菅生一座の公演が開催されました。

この一座をささえる地域の人達の総力がひしひしと観客に伝わり、とても楽しい日曜日の午後を有意義に過ごしました。これからも大変でしょうが座長の野口金夫さん、久保田武雄さんなどを中心に伝統芸能を続けてくれるよう期待し、ここに公演の一部を感じたままにイベントショップとしてお伝えします。

 演目

 白浪五人男〜稲瀬川勢揃いの場

 水戸黄門漫遊記〜多西村年貢取立ての巻〜

 絵本太功記十段目〜尼ヶ崎閑居の場〜


歌舞伎「白浪五人男」に続いて行われた「水戸黄門」〜多西村年貢取立ての巻き〜が、実に大爆笑の時代劇だった。

 中でも役者の配置がユウモアにつきた。水戸黄門が堀部校長、悪代官に副校長の渡部先生。途中で小泉純七郎なるそっくり役者の漫談などや松けんサンバなど多様な舞台演出に会場は大爆笑で涙がでました。

 さらに驚いたのが絵本太功記十段目〜尼崎閑居の場〜。明智十次郎光義に扮した小籠敏人さんが見事な演技で魅了した。菅生のたくさんの役者が勢ぞろいした舞台には見ごたえがありました。

 最後に、歌舞伎の「付け」っていう担当を知らなかったが、白浪五人男の付けを担当した春日明夫さんの迫力ある、カン、カン、カン、タタン、タンという音の素晴らしさにはたまげました。



この地芝居の後援をあきる野市教育委員会が行いました。こうした古い地域の伝統芸能を伝えるためにあきる野市菅生地域のみなさんの日頃の努力に心から敬意を表します。問い合わせは 菅生一座座長 野口金雄さん 

042-558−7516



座長挨拶
白浪五人男
水戸黄門漫遊記
絵本太功記十段目〜尼ヶ崎閑居の場〜
絵本太功記十段目〜尼ヶ崎閑居の場〜 絵本太功記十段目〜尼ヶ崎閑居の場〜





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