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     日本共産党あきる野市議会議員
  戸沢ひろゆき議会報告号外          発行 2005年09月13日




 

 8月31日から始まった9月定例市議会の初日、2番目に一般質問に立った日本共産党市議団の戸沢ひろゆき議員は、市議会議員選挙で寄せられた市民要求を整理し、「まちをきれいにする条例」案を作成・提示して田中市長に積極的提案をしました。その内容をお知らせします。





 市民のみなさん、あきる野市のまちを歩いて、道路の擁壁やガードレールにいたずら書きがされ、ごみの不法投棄が目立ってきていることに気がつきませんか?。市民の方から「何とかしないと犯罪の多いまちになりかねない」と、ご意見が寄せられています。

 市側に質問すると「出来るだけ早く対応したい」と答えました。

 戸沢議員は、市内のいたずら書きがされているところを調べ写真を撮り市長に示して、このまま市が無策だと、「歩きたくなるまちあきる野」という市のコンセプトからも空文句になりかねないと追求。

 戸沢議員は、全国の自治体の先進例など調べ、あきる野市らしい条例案を作成して、市長に手渡しました。さらに、あきる野市老人会が作成し、まちの角に立てられている「ごみやタバコのすいがらのポイ捨てやめてください」の看板や、市が不法投棄の現場に立てている啓発の看板を写真で見せ、過去、五日市町が゛清浄都市宣言゛していたことを話し、年2回の一斉清掃運動や中学生の清掃ボランティアの実績があり、体系化すれば条例作成ができると展望を示しました。

 市は、「今後の研究課題にさせて欲しい」と回答しました。



提案が終わった後の行政側の声

●とても建設的ないい提案だ、職員に研究させたい。

●五日市の時は、そう、「清浄都市宣言」してたよね。

●教育現場の「荒れ」のはじめは、この現象からだ。

●よく調べている。とてもいい課題だと思う。

●職員も勉強になったと思う。





ブローキングウインドウとは?

 アメリカのスタンフォード大学のジンバルド教授が2台の車のうち1台の車の窓ガラスを割って一週間、街に置いておく実験をしました。、一週間経って点検すると、窓を割らなかった車に変化はなく、割っておいた車はメチャメチャになっていたという実験をし、無管理の状態だとひどいことになる‥と言う理論をブローキングウインドウということで発表しました。 世界で重犯罪の多いニューヨークの地下鉄はいたずら書きで有名でしが、ニューヨーク市長がその理論を聞き、地下鉄のいたずら書きを消すと犯罪が大きく減りました。無管理状態だと重犯罪がふえるという例として知られています。この解説も登壇で説明しました。






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