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     日本共産党あきる野市議会議員
  戸沢ひろゆき議会報告号外          更新 2002年8月19日


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ボートピアあきる野設置計画概要
ボートピア岡部視察紀
2002/2/21号
(1)3月議会、盛り上がった住民運動
(2)設置反対の陳情に賛成した議員と賛成しなかった議員一覧
2002/4/29号
(1)日本共産党あきる野市議団は市長にたいし場外舟券売り場 ボートピアあきる野の設置についての申し入れをしました。
2002/5/5号
(1)地元上引田町内会に対する説明会開催
参加した100人の殆どが設置反対
2002/08/19号
(1)場外舟券売場設置反対の陳情が
特別委員会で採択!!
2002/10/01号


 6月29日、地元上引田町内会に対し、東京都競馬と市の共催による説明会が開催され、約100人の地元住民が参加しました。
 入場は上引田住民に限られ、報道機関もシャットアウトされるという、ものものしいものでした。

 市、東京都競馬は、相変わらず「心配ない」という姿勢で説明をすすめましたが、市民の納得のできる内容ではなく、会場からの声は設置に不安を訴える強い「反対」が多数を占めました。
 市長は反対の人に対し、「賛成にまわってもらえるように説得していく」と強気の姿勢を崩しませんでした。

 
 去る6月29日に行われた説明会は、新聞などでも報道されいますが、市長を含む四役と東京競馬及びサマーランドの両社長も加わりものものしい雰囲気の中で始められました。
会員344世帯の小さな町内会の中で100人もの人数が集まり、会館はいっぱいになりました。
PTAの若いお母さん方だけでなく、80才を越す元町内会会長の大先輩から、お寺の和尚さんまで幅広い会員の皆さんの参加が舟券売場への関心の高さを示している証しになりました。

 質疑は8時〜10時過ぎまで、たっぷり二時間以上続き、反対や説明に反論する意見が圧倒的で、賛成の意見などはとてもだせる雰囲気ではありませんでした。
後で聞いたのですが、市の当局者も「いやーぼこぼこにやられたよ!」と言っていたそうです。
 驚いたのは教育長が「法律に反しないものには反対出来ないというのが教育委員会の立場である」と言った事で、たまりかねた会員から、そういう認識の人にはやめてもらいたい、という発言まで飛び出しました。

 この問題は、企業の利益と住民の意志のどちらをを優先するかという問題で結論はいうまでもありません。市の説明は説得力がなく、我々地元住民は理由の如何を問わず「ギャンブル場に反対」という当然の事を言っているに過ぎず、それだけに反対の意志は固いのです。


 
S55年度一の谷小学校PTA会長・元上引田町内会副会長  影山博俊



 場外舟券売場「ボートピア」設置について、公的な「地元説明会」が6月29日上引田会館で開催され、地元住民ら約100人が参加し、設置に反対する人たちで会場を埋めつくしました。
 説明会は、市側からは市長ら5人、東京都競馬場社長ら4人が出席しました。
 市長や都競馬社長らは「地元住民には迷惑はかけない。環境も心配ない」と発言。これに対し住民側は反発し、多くの人々が様々な分野から、他市の例を紹介しながら、意見を述べました。
 青少年への影響が心配される事について、教育長が「子供たちにとってよい施設だとは言わないが、色んな物に立ち向かっていく姿勢を子供たちに持ってもらいたい」と発言。聞いていた私たちは「とても教育長の発言だとは思えない」と怒りをあらわにしました。
 最後に、市側は「地元住民と協議しながらすすめていきたい」と話しました。
住民側から「反対者が過半数を超えたらボートピアは中止するのか」の質問に、都競馬は多数の会員や住民が設置反対した場合は多数決を尊重すると述べながらも「今後一人でも多くの人が賛成にまわってもらえるように説得していく」と表明。
これから地元住民に、どう説明するつもりなのか、説得の中身が心配されます。
 「中止」と決まるまで地元住民が団結して頑張らなければと思いました。会場にPTAの若い人たちが 大勢参加し「子どもの感性は地元の大人たちが支えている。ギャンブル施設に続く、ガードマンが立ち並ぶ道を通学して、健全な精神が養われるとは思えない」と発言した若いお母さんにエールを送りたい。


 
上引田 一住人





3月議会の残念な陳情不採択の後、奮起した地元の秋川漁協や原店商店会、一の谷小学校PTAや青少年健全育成協議会、上引田町内会有志など、おおくの市民が反対運動に立ち上がりました。現在、上引田町内会では有権者の86%、下引田では85%が反対の署名をしました。
一の谷青少健・一の谷PTAでは9月議会に陳情書を提出する予定とのことです。

 





 市長はじめサマーランド側は、圏央道あきる野インターの開設時にオープンさせたいと、長期戦の取り組み姿勢でいます。しかし、私たちのまちの未来、子供たちのための環境はもっともっと長い目で守っていかねばなりません。
「いらないものはいらない」というわたしたち市民の思いは変わりありません。
市長が本当に市民の味方になって判断し「設置はやめる」といえばそれだけでボートピアは設置されません。地元の親睦を台無しにする前に、市長の「やめる」の一言を期待しています。一刻も早く場外舟券売場ボートピア設置計画が白紙撤回になるよう、反対の気持ちを集めて、あきらめず、粘り強く、頑張っていきましょう。
 引き続き署名活動にご協力をお願いいたします




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